ポール・クリスティ

遍歴

ロンドン大学のユニバーシティー•カレッジ•ロンドンにて経済学部を卒業後、同大学東洋アフリカ研究学院の集中ディプロマコースにて、日本語を専攻。

1987年に、引き続き日本語を修学する目的で初めて日本を訪れ、埼玉県川越市にてホームステイをする。この頃の、家族の一員として迎え入れられた経験から、日本という国にある種の心地よさを覚えた。現在もその家族とは強く繋がっており、ポール自身日本の実家と捉えている。

1989年に日本語修学を終えた後、東京とロンドンを行き来する生活を送っていた。その頃の多様な経歴の例として、日本経済新聞のアナリストや、当時イギリス最大手の印刷関連会社St. Ives PLCの日本の子会社であったバラップス・ジャパン株式会社の代表取締役、フリーランスでNHKやTBSのドキュメンタリープロデューサーやディレクターなどが挙げられる。

2002年に、かねてより切望していた田舎での生活を実現するために、大分県国東半島に位置する大田村(現杵築市大田地区)へ移住し、現在妻と4人の息子と共に生活を送る。移住後もWalk Japan の事業を継続する中で、田舎での営みに対しての関心もより大きくなった。

Walk Japan専属のランドオペレーター、The Japan Travel Company株式会社の設立など観光業の基盤を作るとともに、地域貢献活動「コミュニティ・プロジェクト」も発足した。このプロジェクトでポールは、農村の荒廃を食い止め、持続して存立できる未来を目指している。その活動は多岐に渡り、農業の面ではその耕作面積を広げ、2015年には農業委員会から正式に農家として認められた。2020年には農業法人を設立するなどして拡大を続けている。

インバウンド旅行業での取り組みや「コミュニティ・プロジェクト」の功績から、2016年に内閣府の知的財産戦略事務局が、日本ファンの拡大のため、国際的に発信力のある食や観光等の分野の専門家に対して任命する「クールジャパン・アンバサダー」の38名目に選ばれる。2017年には全日空の「日本の道 大使」「ONSENガストロノミーアンバサダー」など、数々任命される。

Paul Christieプロフィール写真.jpg

 

肩書き一覧

・WALK JAPAN 役員兼CEO
・The Japan Travel Company 取締役会長
・内閣府 知的財産戦略推進事務局 クールジャパン・アンバサダー
・ANA 日本の道 大使
・国立公園満喫プロジェクト 阿蘇くじゅう国立公園協議会 有識者
・ONSENガストロノミー アンバサダー
・国東半島宇佐地域・六郷満山開山1300年誘客キャンペーン実行委員
・一般社団法人 インバウンドガイド協会 副会長
・竹田市国際観光コーディネーター
・立命館大学大学院経営管理研究科 客員教授